音楽療法についての教育におけるリサーチの重要性
DOI:
https://doi.org/10.15845/voices.v14i2.746キーワード:
Research, purposes of research要旨
筆者は、この「実践に立脚した視点」の論文において、人々(音楽療法士及び音楽療法の領域外にいる人々)を教育する際に音楽療法のリサーチが重要であることについて検討する。リサーチには異なるレベルやタイプがあるが、国によって異なる音楽療法の成熟度によって、適合するレベルは異なっている。しかしながら、音楽療法リサーチのある種のものは、あらゆる国のあらゆる場合と状況における音楽療法の発展に重要となる。筆者は、音楽療法リサーチが、次のような目的で用いられることを示す。
a)状況を記述すること
b)プロセスと原因因子を明確化し、検証すること
c)結果に関する実証を示すこと
d)状況を変えること
まず、各々の目的に添った音楽療法リサーチに関する情報を提示する。そして、音楽療法について人々を教育することに、それらをどのように使えるかを検証する。異なる国々の音楽療法士にはリサーチに関して異なるニーズがあり、その多様性は、ひとつに、その国でどれくらい高度に音楽療法が発展しているかによって導き出される。
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出版済
2014-06-06
How to Cite
Wheeler, B. L. (2014). 音楽療法についての教育におけるリサーチの重要性. Voices: A World Forum for Music Therapy, 14(2). https://doi.org/10.15845/voices.v14i2.746
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Columns and Essays
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