能力を奪う“(dis/abling)ミュージキング:音楽療法における障がい学的視点を 考える

著者

  • Maren Metell

DOI:

https://doi.org/10.15845/voices.v14i3.786

キーワード:

障がい学、音楽療法、ソーシャル・モデル、対話

要旨

この理論的論文は、音楽療法における障がい学の視点が果たす役割について考えることを目的とする。音楽療法のコンテクストにおける障がい学は、発展途上の領域である。障がい学的視点が、音楽療法のモデル、実践、及び研究の支えにも挑戦にもなり得ることについて述べたい。障がい学の視点は、社会改革や多様性の評価についてのひとつの理論的枠組みになるほか、態度や価値観といったものにも疑問を投げかける。この論文では、音楽療法と障がい学の間の対話と協同を提言する。

Author Biography

Maren Metell

Maren Metell trained as a music therapist at University in Bergen from 2008-2011. She works currently as an adviser in a competence center for vision and is interested in community music therapy, disability and participation.

出版済

2014-09-01

How to Cite

Metell, M. (2014). 能力を奪う“(dis/abling)ミュージキング:音楽療法における障がい学的視点を 考える. Voices: A World Forum for Music Therapy, 14(3). https://doi.org/10.15845/voices.v14i3.786

巻号

セクション

Invited Submission - Special Issue