異世代歌唱グループ:コミュニティー音楽療法の質的研究プロジェクトと大学院生が主導する助言指導
DOI:
https://doi.org/10.15845/voices.v18i1.883キーワード:
コミュニティー音楽療法, 異世代, 歌唱グループ, コミュニティー, 大学院生要旨
この研究は、異世代歌唱グループによるコミュニティー音楽療法(CoMT)の実践と調査を記述したものである。参加者はノンクリニカルな20~65歳のグループである。カナダ大都市の低所得者地域にあるコミュニティーアートスタジオで、週に一度のセッションが10週間に渡って実施された。参加者は、自己表現、達成感、呼吸の状態、そして一般的なウェルビーイングに関して向上したという経験を報告した。彼らは、新しい人間関係や社会的なコミュニティーネットワークを構築したが、一方でこのコミュニティーを展開し続けるには限界があるとも述べている。また彼らは、多言語のレパートリー曲を使用する上の難しさについても示唆している。職業についている3名の音楽療法専攻大学院生が、共同研究者としてコミュニティー音楽療法の実践と研究に参加し、助言指導を行った。今後の研究に向けた考えうる示唆と提案が考察されている。
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出版済
2018-01-02
How to Cite
Vaillancourt, G., Da Costa, D., Han, E. (Yi), & Lipski, G. (2018). 異世代歌唱グループ:コミュニティー音楽療法の質的研究プロジェクトと大学院生が主導する助言指導. Voices: A World Forum for Music Therapy, 18(1). https://doi.org/10.15845/voices.v18i1.883
巻号
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Research
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