音楽療法の健康に関する臨床における混合研究法の使用: リハビリテーション期にある女性ガン患者との受容的音楽療法(Receptive music therapy)研究プロジェクトにおける、研究設問、研究デザイン、研究方法の関連性に関する省察
DOI:
https://doi.org/10.15845/voices.v15i2.738キーワード:
cancer, rehabiltation, mixed methods要旨
混合研究法(あるいはマルチプル研究法)は、音楽療法研究において比較的新しい概念である。これは、社会科学における近年の方法論の発展に触発されたもので、同一の研究の中に、量的方法と質的方法の相互作用を取り扱うものである。混合研究法は、EBM〔エビデンスに基づく医療〕の原理に批判的な多くの学者たちによって提唱されているような、方法の多様性や多元性と同じものではない。本稿では、音楽療法研究における混合法の具体的な例として「女性のがんサバイバーへの音楽療法の心理−社会的研究」を提示する。存在論、認識論、研究デザイン、そして研究方法論に関する問題が示され、検討される。そして、妥当性に関連して「トライアンギュレーション」という中心概念への議論に視点を拡げていく。Downloads
出版済
2015-06-18
How to Cite
Bonde, L. O. (2015). 音楽療法の健康に関する臨床における混合研究法の使用: リハビリテーション期にある女性ガン患者との受容的音楽療法(Receptive music therapy)研究プロジェクトにおける、研究設問、研究デザイン、研究方法の関連性に関する省察. Voices: A World Forum for Music Therapy, 15(2). https://doi.org/10.15845/voices.v15i2.738
巻号
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Research
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