彼らは本当に私を助けようとしているのか?

危険にさらされているアパラチア地方の若者達とのラップ・ヒップホップ音楽を使用した音楽療法体験

作者

  • Jessica S. Fletcher Central Ohio Music Therapy, United States

DOI:

https://doi.org/10.15845/voices.v18i4.2591

关键词:

音楽療法, ラップ, ヒップホップ, スーパービジョン, 文化的適合, アパラチア, 逆境的小児期体験

摘要

アパラチア地方の児童と思春期の子供はしばしば逆境的小児期体験にさらされており、アメリカ合衆国の他の地域に住む若者と比べて、重度の落ち込み、不安、攻撃性を持っている可能性がある。本稿ではアパラチア地方の若者とのユニークな試みについて、またラップ音楽が好みのジャンルとして予期せぬ普及をしたことについて要約されている。ラップ音楽はオハイオ州、アパラチアン地方の若者に好まれるジャンルであり、この地域の若者は、ラップによくあるテーマの社会批判、社会的地位の向上、人道的な価値、消極的行動の批判などを同一視していることが多い。音楽療法セッションで行われたこの方法は成功したが、担当した白人音楽療法士は内面的な葛藤を経験した。というのは、ヒップホップカルチャーを元来持たないクライアントに対してラップ音楽を使用したことによる文化的妥当性に関して疑問があったからだ。考察では療法的な応用、療法士による内省とスーパービジョンの過程、適正の可能性、と個人的な成果について述べられている。 

Author Biography

Jessica S. Fletcher, Central Ohio Music Therapy, United States

Jessica S. Fletcher, MM, MT-BC, is a music therapist and assistant director of Central Ohio Music Therapy. She works with children, adolescents, and bereaved families in the medical and psychiatric settings. Her recent research and publications focus on using Rap/Hip-Hop in music therapy in rural Ohio.

已出版

2018-10-17

How to Cite

Fletcher, J. S. (2018). 彼らは本当に私を助けようとしているのか?: 危険にさらされているアパラチア地方の若者達とのラップ・ヒップホップ音楽を使用した音楽療法体験. Voices: A World Forum for Music Therapy, 18(4). https://doi.org/10.15845/voices.v18i4.2591