音楽はすべての人のもの:重度障害を持つミュージシャンと共に行うコミュニティ音楽療法の進展の足跡
DOI:
https://doi.org/10.15845/voices.v16i3.853キーワード:
コミュニティ音楽療法, ハンガリー, 重度障害, ソーシャル・インクルージョン, オーケストラ要旨
本稿は、重度障害を持つミュージシャンと音楽専攻学生たちが参加し、成功へと導かれた革新的プロジェクトについて述べる。Nádizumzuzumオーケストラは、介護施設の入居者で構成されている。彼らはConsonateと呼ばれる新しく開発されたメソッドにより音楽を演奏することができる。若い音楽家たちはZoltán Kodály Hungarian Choir School の学生である。本稿では、このプロジェクトの歴史的・社会政治的背景について述べ、音楽療法がどのようにハンガリーの独自的文化及び政治環境から育ち、ハンガリーの独自的形態や味わいを得るに至ったかを例証する。また、コミュニティ音楽療法の国際的リサーチや実践における、より広いコンテクストについても考えたい。
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出版済
2016-09-09
How to Cite
Tiszai, L. (2016). 音楽はすべての人のもの:重度障害を持つミュージシャンと共に行うコミュニティ音楽療法の進展の足跡. Voices: A World Forum for Music Therapy, 16(3). https://doi.org/10.15845/voices.v16i3.853
巻号
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Research
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