新生児集中治療室)における終末期ケアの音楽療法—コロンビアの早期臨床実践からの省察
DOI:
https://doi.org/10.15845/voices.v17i2.921キーワード:
end-of-life care, music therapy, NICU, preterm infants, palliative care, family-centred care, Colombia要旨
終末ケアでの音楽療法は、ますます幅広い対象者領域で適用される療法の選択肢となってきた。新生児集中治療室(NICU)での音楽療法は臨床研究と実践において確立された一領域であるが、この設定における終末医療に関しては、具体的に言及した文献が欠如している。本稿は、NICUで終末期を迎える新生児とその家族に寄り添う際に起こりうるいくつかの可能性、困難、そして挑戦について省察することを目的とする。三つの症例場面を記述することにより、儀式的なもの、文化、思い出づくり、家族中心ケアといった側面を例示する。これらの症例研究が、NICUでの終末期医療に関心を持つ音楽療法士や他のヘルスケア専門職の間で、考えや経験の交換を促すきっかけとなることが望まれる。Downloads
出版済
2017-06-13
How to Cite
Ettenberger, M. (2017). 新生児集中治療室)における終末期ケアの音楽療法—コロンビアの早期臨床実践からの省察. Voices: A World Forum for Music Therapy, 17(2). https://doi.org/10.15845/voices.v17i2.921
巻号
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