社会正義に向けて自分の道のりを歌う

著者

  • Karan Casey University of Limerick

DOI:

https://doi.org/10.15845/voices.v17i3.928

キーワード:

アイルランドの伝統的な歌、プロテストソング、民族音楽、社会正義

要旨

私の名前はKaran Casey、歌手である。本論文において、私は社会正義の実現について、また自分の理想がどのように実現されるかについて、アイルランド女性、社会的活動家、伝統音楽や民謡の歌い手、文化の伝承者の立場から問うている。アイルランドの歌手として私は25年のキャリアを持っており、本稿においてはそのプロフェッショナルな芸術家としての側面に重点を置きつつ、この状況における活動主体また参加者としての自分の力が、いかにして重要な社会的責任の核心に迫るかも述べるつもりである。自分の選曲を調査することで、それが社会正義の議論に貢献しているのかどうか、また演奏という行為を遂行することによって、あるいは文章での表現によって社会正義がどのように示されているのかを確かめていくつもりだ。この論文には2つの方法でアプローチできる。パフォーマンス全体へのリンクをクリックするか、または本論文をスクロールダウンして文章の文脈内で曲を再生することもできる。どちらの方法でもよいので、楽しんでいただければ幸いである。

Author Biography

Karan Casey, University of Limerick

PhD candidate at Irish World Academy of Music and Dance

出版済

2017-09-29

How to Cite

Casey, K. (2017). 社会正義に向けて自分の道のりを歌う. Voices: A World Forum for Music Therapy, 17(3). https://doi.org/10.15845/voices.v17i3.928

巻号

セクション

Creating Space for Sharing Identities