有能なクライエントと障がい(dis-ability)の複合性
DOI:
https://doi.org/10.15845/voices.v14i3.787キーワード:
有能なクライエント、障がい、フェミニスト、精神的健康要旨
精神的健康や精神的健康のケアに関する学際的対話において、クライエントとセラピストは二項対立的に記述される。こうした二元論においては、クライエントが弱さ、病理、受動性といったものによって定義されるのに対し、セラピストは強さ、専門的知識、能動性といったものによって記述される。この記事は、有能なクライエントに関する文献を概観することにより、クライエント―療法士の二元論の揺さぶりに貢献しようとするものである。障がい学のソーシャル・モデルや文化的モデルの視点が、議論の理論的枠組みとなる。障がいの複合的で推論的な含意に関連づけ、社会的束縛や抑圧が議論される。Downloads
出版済
2014-09-01
How to Cite
Rolvsjord, R. (2014). 有能なクライエントと障がい(dis-ability)の複合性. Voices: A World Forum for Music Therapy, 14(3). https://doi.org/10.15845/voices.v14i3.787
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