重複診断を持つ聾のクライエントへの音楽療法介入
DOI:
https://doi.org/10.15845/voices.v16i3.840キーワード:
聾, 言語, 吃音, 振動触覚フィードバック, 音楽療法, 精神保健, 重複診断, 知的障害要旨
今日の音楽療法文献では、聾者、とくに人工内耳を使用する人々への音楽の使用について言及されている。しかしながら、情緒障害や行動障害、知的障害などの重複診断を持つ聾者への音楽療法に関する研究や記述はほとんど行われてこなかった。音楽療法が、聾者にとっても情緒的・行動的ニーズを持つ対象者にとっても効果的介入であるとされている中、重複診断の領域と携わる音楽療法士のためのイデアやリソースが必要とされている。ここに記述する症例は、精神保健入居施設における重複診断の人たちとの音楽療法である。重複診断を持つ聾者への音楽療法体験とその効果、及び、聾者コミュニティにおける音楽の文化的側面と、その音楽療法介入への応用について述べられる。Downloads
出版済
2016-05-10
How to Cite
Ward, A. J. (2016). 重複診断を持つ聾のクライエントへの音楽療法介入. Voices: A World Forum for Music Therapy, 16(3). https://doi.org/10.15845/voices.v16i3.840
巻号
セクション
Research
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