音楽療法と医療民族音楽学:それらの独自的、そして関連的側面
DOI:
https://doi.org/10.15845/voices.v15i3.821キーワード:
音楽療法、トラウマの情報に基づいた実践、エヴィデンスを基盤とする医学要旨
音楽療法士と、音楽療法士の資格も持つ民族音楽学者とが、音楽療法と民族音楽学間の対話の方法について模索する。それは双方の領域の思考と実践を拡げる助けとなるものである。まず、音楽療法について述べ、療法的なしごとの中心的コンセプトを辿ることから始める。次に民族音楽学について議論し、音楽療法と民族音楽学が医療民族音楽学という領域で互いに補完し合い得る方法について省察する。音楽の使用することにより、ヘルスケアの中での文化的安全性に関する摸索がいかに確立し得るか、そしてそれが将来的に、音楽療法士と医療民族音楽学者の間の共同活動として有益な貢献をし得るか否かについて考える。最後に、医療民族音楽学者がさらなる療法スキルの訓練を受けないまま応用的療法実践者となる試みをやめることを促し、その理由について説明する。
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出版済
2015-11-09
How to Cite
Edwards, J., & MacMahon, O. (2015). 音楽療法と医療民族音楽学:それらの独自的、そして関連的側面. Voices: A World Forum for Music Therapy, 15(3). https://doi.org/10.15845/voices.v15i3.821
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